歯学部

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歯学部ってどんな所?

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まずは『歯学部』がどんなところで何をするのかをざっと説明します。
一言で言えば、歯科医養成所です。
でも、歯学部に入学する人は本当に様々です。
18歳の現役の人はもちろんいますが、30歳前後の人も普通にいます。
働いていた人や、文系大学を卒業してから来る人などいろんな人がいます。
しかし、やはり一番多いのは医学部か歯学部に行こうと思ってて歯学部に来る人です。
確かに歯学部は医学部失敗の人が多いですが、歯科医師と医師はまったく違う職業です。
詳しくは『歯科業界の今』をご覧ください。
そして、授業料が高いのもあってか、ご両親が医師、歯科医師の人が多いです。
歯学部というのは、ある意味では専門学校です。
歯学部を卒業して歯科医師国家試験に合格できなければ、なんの意味もありません。
また、さすがにこの『歯学部』サイトをご覧になってる方はご存じかもしれませんが、
歯学部というのは6年制の学部です。
意外と知らない人が多いんです。
6年間で何をやるのかというのは、各大学によって様々ですが、
 ・人体解剖
 ・臨床実習
なんていうのがあるというのは入学した後に知る人もいます。
どの大学も人体解剖は必修です。
また、授業は教養はもちろん、基礎系は医学部並みのことまでやることもしばしばです。
卒後1年目は研修医として働くことが義務付けられています。

歯学部の授業料について。

国公立はともかく…
私立歯学部はとにかく学費が高いですね。
学費が払えず断念される方は本当に多いと思います。
私立の学費は安くとも3000万円近くかかります。
松本歯科に至っては、6000万近いです。
それに1冊1万円を超える教科書もザラにありますし、器具を買うのにもお金がかかります。
はっきり言って、尋常じゃないお金です。
家が買える金額です。
車なら超高級外車でも3台くらい買えちゃう金額です。
どうしても、両親が裕福でないと入れない学部になってしまいます。
それでも、私の周りでも奨学金を受けて通ってる人もたくさんいます。
つまり、借金をして通っています。
でも、歯科医にはそれくらい夢がある職業だと思います。
同時に学費のローンも払えない歯科医師も現れてきています。
開業したけど、ずっと赤字という医院も多くあります。
しかし、保険治療だけで1億以上の純利益を上げている医院もあります。
つまりは自分次第です。
どの業界もそうだと考えるなら、歯科業界はまだまだ競争率は高くないんです。
つまりは歯医者になりたいという気持ちが大切です。

国公立と私立の違い

歯学部において、私立と国公立は全然違います。
特に大きく変わるのは2点です。
・歯科医師国家試験合格率
・授業料
この2点は決定的な違いです。
国公立の歯学部は定員が少なくなってきているのもありますが、どの大学も歯科医師国家試験の合格率はとてもいいです。
また私立と国公立とでは授業料は家1軒分くらいの差があります。
この差はそのまま偏差値の差だと考えていいと思います。
一方で、世界で活躍している日本人歯科医師のほとんどが私立卒の方だといい話しもあります。
どちらにせよ、国公立か私立かで悩んでる方がいるのなら、ご両親と相談するのが1番です。
いろんな要因があるのではっきり言えませんが、私は、普通の歯医者さんになりたいなら国公立のほうが効率はいいと考えます。
また偏差値の記事で国公立での考えを掲載しています。ぜひご覧ください。

旧設の歯学部って?

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何もない時代から近代歯科医学の基礎を築いた伝統校です。
【私立】
・東京歯科大学 歯学部
・日本歯科大学 東京生命歯学部、新潟生命歯学部
・日本大学 歯学部、松戸歯学部
・大阪歯科大学 歯学部
【国公立】
・東京医科歯科大学 歯学部
・九州歯科大学歯学部
以上が旧設の歯科大です。
歯学部の中では権威ある学校とされています。

歯科業界について

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